転倒や転落、スポーツ外傷、などで関節や四肢を強く捻転したり、打撲したときの注意!!

四肢の外傷についての基礎知識

救急処置

まず安静に!!
患部を動かさないようにします。

開放創!!

傷がある場合にはすぐに流動水などで傷口を洗い、どろなどを落とし、きれいな布、ガーゼなどでおおいます。けっして赤チンや色のついた消毒液や変な薬などを塗らないようにしてください。 (医師の診断や治療の妨げになります)。

また、消毒液を塗ると化膿しないということはありません。

冷却!!

傷がない場合は患部を氷などで冷却します。(湿布だけでは冷却になりません)

以上の救急処置が終われば、すみやかに、医師の診断を受けます。出血が止まらないときは、すぐに救急指定病院へ、とりあえず止血ができたら近くの病院の診察時間にいくことをおすすめします。 また受傷当日の入浴は医師の許可がない限り避けます。

よくある間違いは、歩けるから骨折はしていない、動かせるからだいじょうぶという考えです。これらはすべて間違いです。骨折の患者でも歩いて来院される方はおおぜいいます。

また、捻挫くらい、突き指くらい、打撲くらいなどと軽くみていると、骨折があったり、痛みがなかなかとれない、または変な痛みが残ってしまうということが起こりがちです。いずれにしても素人判断せず医師の診断を受けるようにしましょう。