運動療法室を新設し、常勤アスレチックトレーナーの指導のもとに、スポーツによる障害を持った人の患部の治療と同時に、 患部以外の箇所のトレーニングを実施しています。また傷害部位の原因の追及などを行っています。

若いアスリートばかりでなく、中高年の人の膝関節の傷害や脊椎の傷害を持った人への運動療法も実施しています。 誤ったトレーニングで身体に障害を来さないように指導しています。

基本コンセプト

トレーニング室の全景

1.骨盤周辺と肩胛骨周辺筋群のバランスの改善と筋力強化

肩胛骨の動き、骨盤周囲の動きには次のような意味があるから、 普段あまり意識されないこれらの筋群の強化を図ることにより、治療効果と、 スポーツにおける動作の改善を目指しています。

肩胛骨周辺筋群-----上肢を働かすときのコントロール基盤

骨盤周辺筋群-------下肢を動かすときのコントロール基盤

骨盤と肩胛骨------体全体をコントロールする基盤

2.筋肉の弾力性としなやかさの獲得

下の図のアスレチックマシンなどを使用し、弛緩-伸張-収縮のリズミカルなサイクルにより筋肉内の血流を促進し、しなやかで弾力性のある筋肉を獲得する。

各種アスレティックマシンとその説明

ディッピング

ディッピング

肩胛骨周辺筋群のバランスの改善と筋力強化
強化部位:僧帽筋、前鋸筋、三角筋

ハイプーリー

ハイプーリー

肩胛骨周辺筋群のバランスの改善と筋力強化(弾力性の獲得)
強化部位:広背筋

インナーサイ

インナーサイ

骨盤周辺筋群のバランスの改善と筋力強化(弾力性の獲得)
強化部位:大内転筋、長内転筋、薄筋

レッグプレス

レッグプレス

骨盤周辺筋群のバランスの改善と筋力強化(弾力性の獲得)
強化部位:ハムストリングス、大殿筋、大腿直筋